カムイが亡くなった直後は寂しさを紛らわすために頻繁に更新していたのかもしれないね。
日にちが経てば経つほど、あまりカムイのことは書きたくないと思うようになってしまって更新が滞ってしまった。

カムイのことは忘れたくないけど忘れたいという妙な感覚。
それでも玄関開ければ棚にはカムイの絵画(前回の記事で紹介)が飾ってあるので一日たりとも忘れることはない。
いつも「ただいま」を言っているしね。
寝室のベッドの脇にも、カムイの絵画と写真と遺骨があるので忘れようがない。
でも、あえて文章を書く気はおきずにほおっておいた。また文章を書いてみようと思うまでほおっておいた。
そして、少し書いてみようと思ったのでペンを取った次第(実際にはペンは取ってないけど)。

自分は元々犬派で猫にはあまり興味がなかった。
でも、一人暮らしのマンションで犬は難しいと思い、代わりに猫を迎えたといういきさつがある。
迎えた猫は犬ほどではないかもしれないけど、犬のように日々お出迎えしてくれて、寒い時期には共にベッドに入るような人懐こさがあった。
毎日の散歩も必要ないし、程好い距離感が最高に良かった。
とはいえ猫派に転じたわけではなく、今も「猫と犬なら?」と聞かれれば、犬と答える。
ただ、今はもはや犬でも猫でもなく、カムイ派といったところだろう。

カムイと暮らしている時でも、「いずれは犬と暮らしたいな」という夢は抱いていた。
これは幼い頃からの夢だったから。
でも、カムイがいる間は、犬はおろか、新たな猫を迎えるつもりもなかった。
新たな猫を迎えて環境が変わり、カムイにストレスがかかったら…と思うと迎えられなかった。
カムイの晩年、もしカムイが逝った時に2代目がいればその悲しみも少しはやわらぐかも…と迎えることを考えた時期も正直あった。
でも、結局そうはせず、カムイだけに愛情をそそぎ、死を含めた全てを受け止めようと思った。
その上で、もしカムイがいなくなったら、次はワンコだと思っていたのだ。

ただ、いまも独身リーマンゆえにワンコを迎えることは難しい。
迎えるとしたら、仕事もやめて、在宅で稼げる方法を見つけた時だろう。
そんな時期がいつ訪れるかは分からないけど。
しかし、それ以前に今のところ、犬を迎えたいという感情はほとんどない。
犬でなければ猫、カムイと同種のバーマンならと自分に問うがそれもない。
むしろ同じバーマンであるからこそ迎えたくないという気にすらなっている。

やはり初めて迎えたカムイという猫が素晴らしすぎたのでそういう気持ちになれない。
物心ついた頃から必ず動物(小動物)と暮らしてきた自分にとって、動物がいない生活は想像できなかった。
薄情なようだが、かつては亡くなれば次という感じだった。
しかしカムイの場合は違う。やはり17年を共に過ごした年月は重い。なかなか気持ちが切り替えられるものではないね。
ということで、当面はメダカと観葉植物とサボテンを愛でながら過ごしていこうと思う。

ま、いずれは犬と過ごしたいという時も訪れるだろう。
その時、コリーなのかゴールデンレトリーバーなのか、柴犬(黒)なのか、やっぱりバーマンに戻るのか定かではないけど、それまではカムイとの思い出を胸に過ごしていこう。
40歳代ランキング人間の場合、遺骨を家に置いておくのは良くないという説があるんだけど、ペットの場合はどうなんだろうね。ベッドの横に置いたままだけど。まぁダメといっても他に置くところもないので置いたままにするけどね。
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| comment:11
私は多くの犬猫を飼って来て(前半はほぼ親が世話をしていた)、犬や猫が亡くなった時は友達に話したり姉や母と涙を流しながら思い出を語ったりしました。
でも、18歳で癌で亡くなったサビ猫の事はほぼ誰とも話をしていません。この子とは前世で縁があったんじゃないかと思えるような独特な絆を感じていたのと、そういう子と20年近く生活を共にして、話そうと思えば何日も語れる長い話になるのと、思い出があり過ぎて何から話したらいいのかわからない状態だからです。小さな生き物なのに、私はそのサビ猫を心の拠り所として頼っていました。居なくなってあまりに悲しくて言葉にできないです。
犬派のmaruoさんだけどカムイ君に惹きつけられたんですよね。運命ですね。多頭飼いにしなかったのは正解だですね。カムイ君はmaruoさんを他の猫にとられるのは嫌だったと思います。カムイ君、どの写真を見てもほんとに魅力的な子で私も惹きつけられます。
「当分何も飼わない」「もう猫はいい」「犬は散歩しないといけないからちょっと、、」等々、色々な状況にいた人達が数か月のうちに保護猫を迎えたり、大型犬を迎えて1時間も散歩をしているのを見ました。それも縁ですね。maruoさんもいつか犬を迎えてブログに載せたりするかもしれませんね。
- 2022/08/26(Fri) 22:01:16 |
- URL |
- 花まつり #-
- [ 編集 ]
maruoさん
アップされたのを見たのが出先だったので、ドキドキしながら拝見して、なにか伝えたくて今になりました。
甘えてるカムイ、きりっとしたカムイ、どこかを見つめるカムイ、こりゃあ参ったのカムイどれもmaruoさんだからこそみせてくれた表情ですね。
最初にこの子だけもらうと決めたのは、天命というか。
でもひょっとしたら、どこかでいつか、眼が合ってもらう子がいるかもしれないし。
今はカムイのことカムイへの思いカムイの表情。よかったらもう少しおすそ分けしてください。
ようやく酷暑が終わって秋へ向かって落ち着きますように。
- 2022/08/26(Fri) 23:38:46 |
- URL |
- リンリンさん #-
- [ 編集 ]
カムイ君、本当に可愛い素晴らしい子だったですね。そしてカムイ君にとって、MARUOさんも素晴らしいご主人様で最良のパートナーだったと思います。その気になられたら、コリーでもバーマンでも迎えられたら、と思います。カムイ君も祝福してくれることでしょう。(変な新興宗教みたいな文になっちゃいましたが、そのケはないので悪しからず・・)。失礼しました。
- 2022/09/05(Mon) 21:03:33 |
- URL |
- 独身もうすぐ60のおっさんです。 #-
- [ 編集 ]
遺骨ですが、ちなみに自分はにゃんずとともに納骨堂へ入るよう手配しております。あの世で両親兄弟からクレーム来るかもしれませんが、こればっかりは譲る気ありません。(再度、悪しからず・・・)。
- 2022/09/05(Mon) 21:10:32 |
- URL |
- 独身もうすぐ60のおっさんです。 #-
- [ 編集 ]
こんにちは。いくぶん涼しくなってきましたね。
体調はいかがでしょうか。
マルオさんはカムイ君という生き物に出会ってしまったですね。唯一無二の…。
いつかご縁があれば、新しい子をお迎えするかもしれませんし、それまでのんびり待ちましょうよ
^_^
私は主人が定年(または早期退職)したら、犬が飼いたいねと主人と話してます。
ただ今の子を看取った後に新しい子を本当に迎えられるのか、看取ったダメージが大きそうで自信がないです…。
今は保護猫のYouTubeを見まくっています(^^;)
- 2022/09/06(Tue) 11:11:26 |
- URL |
- かめきち #-
- [ 編集 ]
なぜか大好きだった写真があった!
maruoさんの服の色調も好きな全体的に印象深かったやつ。
あれ、前にも(その時)挙げてくださっていましたよね?
保存しちゃいました。
一枚目も二枚目も、もちろん他のも、全部カムイちんらしい。
思い出ありがとう。
何回思い出して書いてくれてもいいんだよ~。(と促す(#^.^#))
- 2022/09/08(Thu) 07:35:13 |
- URL |
- 猫御崎 惠 #-
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