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独身フリーマン&猫一匹(&犬一匹)




想い出話(5) 出会い編 :: 2022/04/22(Fri)

カムイとの日々を思い出すと辛くなるから、もはやカムイと暮らしていた記憶までなくなってしまえばいい、もともと猫など飼っていなかったってことにして欲しい…なんてことをふと思ってしまったりする。

いやいや、それはあかん、カムイとの大切な日々をそんな風に思ったらあかん!と自らを叱責してすぐに思い直しはするんだけどもね。

でも、大切な人(猫)との別れは、長い月日の楽しき想い出を一瞬で打ち消してしまう負のパワーを持っているんだよ。

だからこの経験をした人はもうペットを飼いたくないと言うんだろうね。その気持ちは分からなくもない。

そんな負の感情も年月と共にプラスの(楽しい)感情に転じていくとは思うんだけど、カムイが逝ってまだ2週間だとそう簡単に整理はつきそうにない。

でも同時に、もう2週間も経ったのか…という気もする。カムイが亡くなった翌日であれば、昨日までは生きていたのに…と出来るわけもないのに昨日に逆戻りできるような、あるいはまだ現実ではないと思い込めるというか、そんな感覚があった。

でも2週間も経ってしまうともはや現実と受け入れるしかないし、その日々に慣れて行かねばならない。

何があろうと月日は流れる。だったら人生楽しく過ごさねば損。

と思うわけで、また楽しかった日々の続きを綴っていこう。



001 (4)

カムイ版ウォーリーを探せ

風呂から出てふと横を見るとこんな状態。「わっ、そんなところにいたのかよー」と驚きつつも、その後は「おーよしよし、待っててくれたのか、いい子いい子」などとムツゴロウ化した飼い主をちょっと迷惑そうに眺めていたりするツンデレ王子。



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猫と暮らすためだけに購入したといってもいい、レンガ造りの中古マンションは初回の契約を完了しながら、最終的な手続きでもたつき、すぐに引っ越せる状況ではなかった。

三井のリ○ウ○の担当者が突如雲隠れする事態もあったりして、夢のレンガ造りとの縁もここまでか…と思わされる時期(契約破綻のピンチ)もあったが、既にカムイを迎えることは決まってしまった。

両親には、「こうなったらひとまず実家に迎えるしかないね、引っ越せるようになるまでよろしく頼むよ」と半ば強引に人間の親子3人+ウサギ4匹+猫1匹の同居生活を推し進めた。もともと子猫を迎えるには自分一人では無理だったので、ある程度戦略通りといえばそうなのだが。



P5110004.jpg



カムイを迎える日がやってきた。

遠路だけにどうやって迎えるか迷ったが、以前電車でウサギを迎えた時、かなり騒音が気になったのを覚えていたので、友人にドライバーを頼んで車で運ぶことにした。そしてその選択は後ほど正解だと思った。


2度目にブリーダーさん宅を訪問した時もカムイの人懐こさに変わりはなく、これだけ俺に懐いているなら案外親元から離れても大丈夫そうかもなんて思った。そして「絶対お前を幸せにするぞ」と誓ってカムイを受け取り、早々にブリーダー宅をあとにした。

キャリーに入れられたカムイはしばらく大人しくしていた。きっと状況が掴めていなかったんだろう。ただ、友人の車で移動する段階になって突如やかましい声で鳴きだした。本能で母親から遠い地に向かっていることが分かったんだろう。

「ごめんよ、大丈夫だよ」などと声をかけてなだめつつも、そりゃそうだよな、今まで親兄弟とにぎやかに暮らしていたのに突如一人になって見知らぬ土地に連れられていく…不安にならない方がおかしいよと思った。

このか細い鳴き声を聞いて改めて「お前を絶対に幸せにしてやるぞ」と誓った次第だ。


そんな思いを知ってか知らずか、カムイは延々と鳴き続けた。これが電車だったら注目の的だったことは想像に難くない。

カムイは我が家(実家)に到着後も鳴いた。キャリーから出しても狭い隅っこに隠れてそれでも鳴いた。翌日になっても鳴きやまず、このままだと鳴き疲れて死んでしまうんじゃないかと思うほどに鳴いていた。


実は…カムイが亡くなる前の晩、延々と鳴き続けていた。鳴いて鳴いて最後は鳴きつかれて(かどうかは定かではないが)そのまま逝った。最初の日も鳴いて、最後の日も鳴いた。こっちが泣けるわ



P4210017.jpg



話をカムイを迎えた当時に戻して…

さすがに環境になじめず鳴き続けるカムイを不安に思ってブリーダーさんに連絡したところ、「子猫はだいたいそんなものよ。いつか鳴きやむから大丈夫」との心強いお言葉。どうやらこれは日常茶飯事のようだ。

果たしていつの間に鳴くのをやめたカムイが我が家に馴染むのは早かった。



カムイが来た当初に頭を悩ませたのは、ウサギとの距離感だ。カムイを大切に育てるぞなどと言いながら、当初から暮らしていたウサギをないがしろにしていいはずはなく、むしろ先輩のウサギたちを立てるような感じで接していた。

当時は実家の一室しか自分用の部屋がなく、ウサギも4匹いる部屋で就寝していたが、寝る時カムイはそこに入れなかった。今に思うと本当に申し訳ないのだが、ウサギたちが脅えるのではないかと危惧したからだ。



IMG_1298.jpg

ウサギが先住(先輩)だったからかカムイが気持ちの優しい性格だからか、一度も悶着は起こさなかったし、ウサギがおびえるような素振りを見せたことも一度もなかった。

さすがに一緒に遊ばせるのははばかられたが、このように対面させても、むしろウサギの方が興味津々といった様子も。写真のチャーリーはウサギの中でも一番大きくてカムイと同じくらいの大きさだったしね。むしろカムイの方がビビってた(笑)






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(5)に続く
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  1. 想い出
  2. | trackback:0
  3. | comment:5
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comment

昨日までいた子が今日はいないなんて。受け入れることなんて出来っこないですよね。部屋が妙に広く寒々しく感じた事を覚えています。
  1. 2022/04/22(Fri) 18:04:24 |
  2. URL |
  3. ゆき #-
  4. [ 編集 ]

あ、あの時の人間顔のカムイだ!
忘れちゃっていたのを思い出しました。
稀に、「人面猫さんみたいなカムイのお顔がありましたっけ。。。
それがまた「寝ぼけ眼」(ネムネムまなこ)ってのでも可愛かったのだよ。
maruoさんの衣類がいちばん安心だったのだね。
いじらしい風景が感涙を誘う。
自分はカムイ生活の隙間のような物語を昔から欲していたので、
回想がとてもうれしいです。
でも、ふとした拍子にもおつらいと思います。かける時だけお願いします。
コメントしてすみません。。。
  1. 2022/04/23(Sat) 10:15:32 |
  2. URL |
  3. カムイへの追憶のオマージュ #-
  4. [ 編集 ]

あっ、maruoさん更新されてるって喜んだのもつかの間でした。
・・・なんて言ったらいいのか。
ゴージャスで気高いけど、とっても愛らしかったカムイちゃんが虹の橋へ旅立ってたなんて。
いつまでも、若くて可愛いままのイメージだったのですが17歳になってたんですね。
大事にされてゆったり長生きしてたのですね。
maruoさんの寂しく切ない気持ちを思うと心痛みます。
どうかどうかご自愛下さい。
カムイちゃんは一人と一匹ですごく愛し愛された幸せなにゃん生だったと思います。
カムイちゃん今までたくさんの愛らしい姿をみせてくれてありがとう。
どうぞ安らかに。
  1. 2022/04/23(Sat) 11:20:15 |
  2. URL |
  3. ウエムラアツコ #-
  4. [ 編集 ]

>>ゆきさん

家の中が今までとは異世界な感じですよね。
でも慣れて行かねばならないなと。
自分が前を向いていかないとカムイにも申し訳が立たないにゃ


>>カムイへの追憶のオマージュさん

妙に人間味のある表情をしてくれるカムイでした。
ふとした拍子に辛いは辛いけど、不思議と昔を思い出して書いている時は辛いよりも、その時々の楽しさの妄想が広がってほんわか気分に浸れます。
でも、まだ自分のブログの昔の記事を読むのは辛い感じで読み返すのは少し先になりそうですが。

コメントはいつでもウェルカムですよ。名前に統一感がないのが玉に瑕ですが。
僕の中では「リラダーラナ」か「胃弱仲間」のイメージです(笑)


>>ウエムラアツコさん

久々のご訪問で悲しいお知らせごめんなさい。
こういう時の声掛けは難しいと思いますが、僕はあまり深刻にされるのも苦手ですし、コメントいただけただけでありがたいです。
最後は少しお爺ちゃん感が出てましたけど、最後までゴージャスな毛をまとって気高いカムイでした。

  1. 2022/04/25(Mon) 23:44:35 |
  2. URL |
  3. maruo #-
  4. [ 編集 ]

実家で最初に飼っていたにゃんが召された後、一年ぐらい後からついてくる足音というか、気配を感じたものです。例え何年経っても悲しいものは悲しいものですが、歳月がたつにつれ悲しみよりも、一緒に過ごしてくれた日々がいとおしくなるものです。MARUO さん、今は心に大きな穴が開いている事でしょうが、カムイ君はこの先も一緒に歩んでくれると思います。あんまり悲しすぎるんで何書いてるかわからなくなったのでこの辺で失礼します。MARUOさん、どうかお気を落とさずに。カムイ君のご冥福を、重ねてお祈りいたします。
  1. 2022/04/26(Tue) 22:27:35 |
  2. URL |
  3. 独身もうすぐ60のおっさんです。 #-
  4. [ 編集 ]

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