京都初日に下鴨神社と上賀茂神社どちらも巡る予定だったけど、下鴨神社を後にした時には既に上賀茂神社はしまっていた。
ということで、24時間参拝は可能という伏見稲荷に行くことにした。ここは外国人に最も人気のある京都の観光地。外国人じゃなくったって、テレビで見るあの壮観な鳥居の風景はぜひともこの目で見たい。もはや20時近くになっていたような気がするが、夜の鳥居もオツなもんだろう。

ほら、オツ~!

なに、この神秘的さは。これは夜じゃないと味わえない美しさ。

雲間に漂う感じがいいね。
しかし、伏見稲荷の千本鳥居って実際にはそれ以上あって、すべてを見るにはちょっとしたハイキングコースのようなところまで行かねばならぬのだ。全行程の所要時間は1時間半くらいだったか。朝4時台に起き、各所を回ってもはや夜。疲労も溜まっているし(何度も言うがこの時は風邪気味)。それにひと気のない暗い鳥居をくぐってハイキング(とも言えないが)する気にはなれんかった。よってすべての鳥居くぐりは次回京都来訪時の課題とした。
この後はもちろん宿に戻って寝るだけ。2日目も朝は早い。予定では、清水寺、知恩院、初日に行けなかった上賀茂神社、さらに京都市内を離れた出雲大社にいって、最後に嵐山嵯峨野方面へという強行スケジュール。果たして回りきれるのか??
2日目。都野菜という500円の朝食ビュッフェを発見したので行ってみた。ずっと、「となは」と思っていたら、「みやこやさい」だった。そりゃそうか。新鮮な野菜たちとパンやコーンフレークなどもあって500円は安すぎて、これが近所にあったら毎日通うと思ったものだ。京都に3店舗しかない店らしい。
さて、朝に訪れるといい気をもらえると本に書いてあった清水寺へゴー!

うわーこの感じもいいな。この中国的な感じ。

手始めに胎内めぐりというのを100円で試してみた。まっくらやみの中を手すりだけを頼りに前に進む。下手したら前の人にぶつかってしまう可能性もあるから、五感を研ぎ澄ませた。そして、ほどなくすると石があり、そこに手をついて石を回しながら願い事をすると叶うという。これ、学生の頃に来た時はやったかな。多分やっていない。まっくらやみ体験、なかなか貴重でござんした。

建物の中の方へ移動すると、入口の辺りは風鈴の大群。なんかこれも中国ドラマなどを見ているとよく出てくるような情景で良かった。めちゃくちゃ暑い日だったけど、建物には風が吹き込んでさらにこの風鈴の音色で気持ち涼しく感じたね。

こうしたもののひとつひとつに感銘を受ける。中学生の修学旅行では意にも介さなかったろうが、30年経って違いの分かる男に成長したか(笑)

清水の舞台から山々を望む。単純に気持ちいい。この場でひとりで正立養気法をしてしまった。これは通っている気功教室の基本の気功で、ほぼ立っているだけの簡単なもの(ただ、奥は深いらしい)。
ただただ、この場の良い気を感じとることに集中。いい気を体に入れて、風邪の邪気よ去れ~!と念じていたのだが、風邪はその後1週間くらいダラダラと。俺の気功もまだまだのようで(笑)

清水の舞台は修理中。しばらく掛かるんかな。また修繕が終わったら来ようか。京都は何度来ても良さそうだ。

定番のこれね。水をクチに含んで願いを叶えるみたいなやつ。普段は混んでいるようだけど、この日は平日だったので割とすぐに順番が回ってきた。ただ、中国人らしき親子が写真を撮るために、延々その場を動かないのにちょっとイラっとした。
俺の知る中国人といえば(三国志やその他ドラマ限定だけど)、義理人情に厚く礼儀正しく善良な方々なのに、現実で出会う今の中国人は…? どうかイメージを壊さないでくれよ。
ま、マナーが悪い日本人もいるだろうし、マナーの良い中国人だっているいだろう。中国人全般を悪い目で見るのはやめよう。きっと現代にも関羽のような方もいるはず(幻想)
ちょっと清水寺でノンキに過ごしてしまった。でも、風水本には慌しくしてはいい気を受けられないとあった。もっともだ。せっかく訪れた地、それぞれを楽しもう。時間的に行き切れなければその時はその時。
ってことで続いては徒歩でいけるという知恩院へ。
向かう道すがら、土産屋として観光名所にもなっているいくつかの坂がある。

買うわけではないが、ぶらつきながら見るだけでも楽しい。スタバやコンビニも京都の景観を壊さないような色合い。素晴らしく落ち着く。そういや高層マンションも見なかったんだけど、そういう条例でもあんのかな。なんでも高けりゃいいってもんじゃないよ。

何の店だかすら分からないが趣がある。

これも特に意味はないのだが、京都で見ると味わい深いのだ。
この坂で撮った写真。個人的に気に入った一枚。

『京都の夏』
映画、君の名はのイメージっぽいような気も。とにかく瓦の建物が味がある。
しかし、知恩院まで近いようで、この酷暑だと結構遠く感じる。
ちゅうことでまた続く。
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