どのぐらいぶりの更新かなと思ったら一週間。
まだそんなに経っていなかった。
GWが開けてから、GW中で溜まった仕事に追われ、
遅い帰宅の日が多かった。
その上、深夜の錦織劇場(テニス)を見たりして、
たまりにたまった『5時に夢中』を見る暇もない。
土日は土日で何かとやることがあるし。
充実しているのか忙殺されているのか。
ま、充実しているということに。
さて、ブログを通じて、角川学芸出版の方から
こちらの本をいただいた。

すぐにブログで紹介せねばと思っていたのだが、
少し時間が経ってしまった。でもまだ出版されたばかりの本。
当初は自費出版だったんだけど、本屋さんを中心に口コミで広がり、
10年の歳月を経て正式に出版されることになったそうな。
角川の方にこの本を薦められた時、はじめはどうしようかと思った。
ただで贈呈してくれる太っ腹さはたいそうありがたくはあるけれど、
それはもちろん本の良さを広めて欲しいという思いあってのことだろうし。
ただ、俺は本以外でもそうだけど、
このブログではいいものはいい、悪いものは悪いと
率直に伝えたいと思っているので、
もしまったく面白くなかったらどうしよう…と思ったののだ。
でも、結局、伝書鳩(内容は関係なかったけど 笑)が好きなんで、
このタイトルにも惹かれてありがたく頂戴した次第。
で、内容は、実話ではあるんだけど、単なるノラ猫が可愛そうって話ではなく、
このタイトルにも通ずるちょっと意外なストーリーが絡んできて、
へぇ~そんなことがあるんだと不思議な思いも抱されるもの。
著者はミュージシャン(ロッカー?)の方で
そのせいか感受性が豊かで文章も読みやすかったけど
序盤の記述でノラ猫の赤ちゃんを見て何もしない人を
「冷たい人」と捉えているような見方をしている節があって、
その辺はちょっと優しさ(?)の押し売りのような気もした。
もちろんそれは著者が感じたことだから
自分の著書で書く分には全く問題ないことだし、
それぞれの事情があるのだから仕方ないかな
といったようなことも書かれていたけど。
もしノラ猫の赤ちゃんを見つけても、
自分もどう対処することもできないだろうなとは思ったんよね。
かわいそうとは思いつつそのまま見過ごしてしまうことだろう。
だからボランティアとかでノラ猫を救う方々は本当に立派だと思う。
だけども、同じように行動できない人がダメとかっていう話でもないとも思う。
…あ、話が脱線してしまった。
この本はそういうことを問題定義している本ではなく、
人(著書)とノラ猫の交流を描くホッコリとしたハートウォーミングな物語。
あったかい気持ちになれそうですよ。
(てな感じでよろしいでしょうか 笑)

ホッコリといえば、我が家のホッコリ猫。

今日も平和で安心しきった表情ですな。


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風になったってことは死んでしまうってことでしょうか。
悲しい話は読みたくない(最近ちょっと疲れているのと、父の具合が悪くなり毎日病院へ送迎していて先が不安なので)と思ったのですが、深刻に悲しさだけをアピールする本ではなさそうですね。
カムイ君、ほっこりというより「とろけそう」ですね。
- 2014/05/13(Tue) 22:05:45 |
- URL |
- 花まつり #-
- [ 編集 ]
>花まつりさん
表紙の猫ちゃんが死んじゃうとかって話じゃないですよ。
毎日病院の送迎しているうちにご自身にも疲れが溜まっているんですね。自身だけでなく身内が病気というのも大変ですよね。何もできませんが快方に向われるよう願ってます。
- 2014/05/13(Tue) 23:40:14 |
- URL |
- maruo #-
- [ 編集 ]
こんばんは~。
カムイちゃんのほっこりのトロリンコの表情、本当に癒やされますね。
maruoさんとカムイちゃんの幸せの構図でしょうか。
(maruoさんは見えませんが…。)
いろいろな猫ブログを通して知った猫関連の写真集や実話本、あるいは月刊誌(猫の)を買ったり頂いたりで沢山持っていますが、「風になった…」は持っていないです。
帯の言葉(キャッチコピー)で読んで見ようかな、と思いました。
うちは多頭飼いですが、譲渡会で譲って頂いたり、家の庭や物置に置き去りにされたり住み着いたりの保護猫ばかりです。今はみんな我が物顔で自分が一番よ!と言わんばかりのニャンコ達です。(笑)
- 2014/05/14(Wed) 00:32:40 |
- URL |
- marikotto #EOEgsl4I
- [ 編集 ]
>goruさん
気持ちよすぎてトロンとしちゃった涙です
>marikottoさん
猫が好きで猫関連の話が好きなら楽しめるんじゃないかな。
実は僕はもともと猫が特別好きってわけでもなく、
猫雑誌や本はほとんど買ったことがないんですよね。
カムイと暮らしてから猫の性格も好きになりましたけどね。
保護猫を迎える方って立派だと思います。
僕の場合は、「猫を迎えるならバーマンしかない」
と思ってしまったので、やはり真の猫好きではないのかも。。。
>ゆきんこさん
もともとバーマンは顔が真っ黒な猫種だからね
カムイはそれが薄いタイプのカラーだけど
季節に応じて濃淡が出ます。今は濃い時期かも
- 2014/05/15(Thu) 00:31:58 |
- URL |
- maruo #-
- [ 編集 ]