ご無沙汰の更新。
久々すぎてログインパスワードを失念して再発行したぐらい(笑)
それでもカムイの誕生日(2月19日)には更新しようと思っていた。
もう17歳。

17年前のあの日、横浜のブリーダーさん宅から迎えたカムイは、移動の車中でもずっと鳴き、我が家(今の実家)に移動してからもずっと鳴いていた。
そして、最近、自分がパソコン作業をしていると、これまたずっと鳴くようになってきて、老年になりながら赤ちゃん返りしているようにも見受けられる。

猫の17歳は人間年齢でいえば84歳だそうな。幸いカムイは見るからに老いたという容姿はしていない。確かに以前ほどの快活さはないが、それでも人間の腰ぐらいあるキッチンの高台にぴょんと飛び上がる跳躍力を備えているし、脚腰はまだ頑強なようだ。
病院への訪問も最初の必須の注射時以外は一度しかない。長毛種の宿命として、げーげー吐くことはあるが、おかげ様で健やかにここまで育ってくれた。
これもひとえにカムイ自身の身体能力に依るところもあるのだろうが、比較的寿命の短いバーマン(心筋症などが多くネットでは平均13歳と出ている)にして、ここまで元気でいてくれるのは、まず運がいいということを前提に、自分の育て方も間違ってはいなかったのかなと思ったりもする。
何せ猫は初めてだったので手探りだったが、迎えた当初から心掛けていたことは下記の通りだ。
・ストレスを与えない(無理に構ったりもしない)他人がくるとストレスになるので滅多に他人を家に入れないでいたら、両親がきてもすぐ逃げるようになってしまって(笑)、両親からは「かわいくないやつ」と呼ばれるように。もはや私も両親は呼ばない。ちょっと過保護過ぎたかも。
・餌と水は良質なもの餌はヒューマングレイド(人間も食べられる食材)かつ無添加、肉食の猫にそぐわない穀物フリーのもの。少々お高いが背に腹は代えられない。
水は「バルーンパック(水の質が良くなるという謎の容器)」に入れた水、もしくは謎のヤカンで沸かしたまろやかな水(とにかく水道水はそのまま与えない)
・おやつを与えないチュールなどは猫自身はその場では喜ぶかもしれないが、添加物も多いし、将来を見据えると与えるのは害でしかない。
ま、こんなもんかな。基本的なことしかしていない。あとは愛情を注ぐのみ。

17年の月日といったら相当だよぁ。
初期からブログを読んでくれている方も私とカムイと共に歳を取るわけだ(笑)
17×365日=6205日
このうち6200日くらいは、自分が帰宅するとカムイは必ず玄関の前に駆け寄ってきてくれた。
(ごく稀に来ない時は何かあったか?!と焦るが、だいたい熟睡している時)

この習慣が今後もいつまでも続いて欲しいものだけど、そうならないことも分かっている。人間も動物も誰しもいずれ別れが訪れる。だからこそ今を感謝できるのだ。
17年経っても相変わらず『独身リーマン』の称号はそのままだったが、カムイはずっとそばにいてくれた。
嬉しい時はもとより、辛い時も悲しい時も、会社に対して不満がある時も、馬券でやられた時も、まぁ人生うまくいかないことの方が多いわけだけど、そのどんな時も、カムイは我関せずという感じで接してくれてそれが良かった。

願わくばまだまだカムイとの生活が続きますように。
次の更新がいつになるかは分からないけど、インスタの方ではコンスタントに写真を挙げているので良かったらどうぞ。
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